株式投資 わたしが銘柄選定時に実践している2つのアプローチ

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こんにちは。
Kabuloveです。

株式投資をしていく上で個別の株式に投資する際に課題になってくることの一つとして「銘柄選定をどのようにするのか」、ということがあります。

これは、個人差はあれど概ね全ての株式投資家にとって永遠の課題ですが特に株式投資を始めたばかりの方にとっては大きな悩みの種です。

当然のことながら、個別株に投資して利益を得るためには数ある上場企業の中から狙いの銘柄を選んでそこに資金を投下する必要があります。

ちなみに、日本国内の上場会社数は東証だけで3,559銘柄(2017年4月6日時点)となっており、地方市場も含めるともっと多くの銘柄が上場していることになります。
米国に至ってはゆうに5,000社を超える銘柄が上場しています。

このような膨大な数の上場企業の中から「これだ!」と思う銘柄を選定して投資するというのは簡単なようで非常に難しい問題です。
何故なら数が多すぎて「本当に自分の選んだ銘柄で良かったんだろうか」という不安感みたいなものがまとわりついてくるからです。

わたしも、株式投資を始めたばかりの頃は銘柄選定をするためのアプローチで非常に悩みました。

銘柄選定は株式投資の一番最初のステップであるにもかかわらず狙いの銘柄にアプローチするための自分なりの指針がないために深く悩んでしまう、ということがしょっちゅうありました。

そこで、何らかの指針を持ってアプローチできるように「どこに目を付けていくか」ということを一度整理しておきたいと思います。

今日の記事は、自分の頭の中を整理する意味でも書いています。
また、言うまでもないことですが、これから書くことはあくまでもわたし個人として意識しているアプローチの仕方なので、当然全ての人に当てはまることはないと思いますがどこかで一つでも参考にしていただけるものがあれば嬉しいです。

では早速いってみましょう。

2つのアプローチ

ここでは、私が銘柄選定をしていく上で明確に分けている2つのアプローチ(視点)をご紹介します。

それは以下の通りです。

  1. 新高値をつけた勢いのある銘柄(順張り的視点)
  2. 市場競争力のある割安銘柄(逆張り的視点)

 

一つずつ見ていきましょう。

新高値をつけた勢いのある銘柄(順張り的視点)

これは、言葉の通りで直近の特定の期間内における新高値をつけた銘柄を分析し、その中から勢いのある上昇していきそうな銘柄を買う、というものです。

銘柄の勢いに乗っかって株価の上昇を狙うもので、いわゆる「順張り」的視点でアプローチしていくスタイルです。

これは言葉で言うとシンプルなのですが、色々な角度から銘柄を見る必要があります。

例えば、簡単にスクリーニングするのであれば下記の条件を入力します。
(わたしは楽天証券のスーパースクリーナーを利用しています。)

  1. 時価総額300億円以下(小型株:株価の未来における上昇余地)
  2. 過去20日間の新高値銘柄(直近で勢いのありそうな銘柄)
  3. 過去3か月で出来高が平均2倍に増加している銘柄(直近で勢いのありそうな銘柄)
  4. 売上高3年前比で5%以上の増収
  5. ROE10%以上

楽天証券のスーパースクリーナーでは最大5つの検索条件を選択できます。

楽天証券:スーパースクリーナー詳細検索項目入力画面

ちなみに、2017年4月7日の後場時点で下記のような結果が出ました。
(画像をクリックすると拡大画面が見れます)

楽天証券:スーパースクリーナー検索結果

27銘柄がヒットしました。

このリストは設定した5つの検索条件項目をそれぞれの順にソートすることも可能です。
(上記クロップ画像の右側5項目のリンクをクリックすることで昇順・降順でソート可能)

「新高値」や「出来高倍増」などで勢いのある銘柄であるか、という点を優先している視点です。

大事なのはここからです。

これらの銘柄を一つ一つ、さらに詳しく見ていきます。

例えば、わたしなら上記5項目では確認できなかった下記のような項目に着目するでしょう。

  1. 新高値は過去1年半~2年来の新高値が望ましい
  2. 営業利益率(業界内で高いか)
  3. 財務健全性(自己資本比率、流動比率、有利子負債現金比率など)
  4. ビジネスモデル(儲かる事業か、その儲けはしばらく持続するか、フロー/ストック)
  5. 直近四半期の業績推移(実数値に着目し、直近で実力を発揮しているか)
  6. PER(成長性と照らし合わせて割安性を考える)

一つ一つの説明は割愛しますが、要するに銘柄選定の際に「こういうところに目を付けている」という部分を参考にしていただければと思います。

5項目の検索条件や、それによって出力された結果に対しての掘り下げ項目などは市場の状況(過熱感があるか、低迷相場かなど)によって臨機応変に条件変更していく必要はあります。

当然、市場の勢いのある強気相場では新高値をつける銘柄数が絶対的に増えるのでヒットする銘柄数も多くなります。

とにかく大切なのは「多角的な視点で銘柄を総合評価する」ということにつきます。

上のアプローチはあくまでもその入り口に到達するための指針の一つ、ということになりますが、このような新高値銘柄で良い点は、株価の上昇の勢いに乗れれば、比較的短期間で大きな利益も得られることがあるということです。

しかし、あまり長期的な視点にたったアプローチではないのである程度の利益で満足した方がいい面も否めません。
まれに長きにわたって株価の上昇の恩恵を受けられる場合もありますが非常に少数です。

市場競争力のある割安銘柄(逆張り的視点)

これは、先程の新高値銘柄とは打って変わって、あまり市場で注目されていない、もしくは注目されていた時期があるが熱が冷めて現時点で低迷気味の銘柄を狙っていくような「逆張り的視点」でのアプローチです。

わたしはどちらかというとこちらがメインです。

この視点でアプローチし、今保有している6037ファーストロジックをご紹介します。

まずはチャートをご覧ください。

6037 ファーストロジック 週足チャート

この銘柄は私の現在の主力となっていますが、上の画面の赤い丸印あたりで平均1,642~1,643円程で購入しています。

チャートは過去を映し出しているだけで、結果論的な話に終始してしまうことは多いのですが、それでも重要だと思っています。

というのも、株価チャートは少なくとも過去に市場の投資家がどのようにその銘柄を評価してきた(=株価をつけてきた)かが視覚的・直観的にわかり、銘柄選定・分析の上で重要になってくるからです。

例えば、上のファーストロジックの例で言えば、少なくともわたしが購入した価格帯というのは、その時点では上場来最安値付近であることは見れば誰でもわかります。
(1,500円~2,000円くらいが下値抵抗となっていそうな雰囲気もつかめます)

少し話が前後してしまいますが、わたしがこの銘柄に辿りついた時には楽天証券のスーパースクリーナーでは下記のように検索をかけていました。

  1. 営業利益率20%以上
  2. 時価総額300億円以下
  3. ROE15%以上
  4. 自己資本比率50%以上
  5. 予想PER25倍以下

一言でいうと、

「競争力のある高利益事業を持っているのに、その実力とは裏腹にまだ異常には買われていない企業」という感じでしょうか。

PER25倍というのはいわゆる「バリュー投資」家の方からすると高すぎる印象ですが、それはもちろん業界や成長性によります。
ポテンシャルの高い銘柄を見逃さないためにあえて25倍まで候補に入れる目的でこのような条件検索をしていました。

わたしの記憶ではこのような検索で当初10銘柄くらいがヒットしたように思います。

上のファーストロジックに投資する際にわたしが巡らせた考えは一気に言うと、

「過去の四半期営業利益率が安定して40~50%という非常に高い数字、非常に競争力の高い銘柄だ。でも株価は過去の最安値圏。なぜだろう。ビジネスモデルは投資用不動産のポータルサイト運営だが、どうやら「不動産景況銘柄」と思われてみんなから少し敬遠さているようだ。調べてみると実は不動産投資を行っている銘柄ではなくて他にはない高シェアのプラットフォームを有している会社だ。予想PERはちょうど25倍くらいで少し高いかもしれないがチャートでは上場来安値付近。下値抵抗も働いているようだし予想ROE20%以上と日本株としては文句なし。それでいて過小資本というわけではなく80%を超える自己資本比率。社長の事業拡大へのビジョンも現実的で、何と言ってもまだ時価総額が100億に満たない小型企業、上昇の余地が十分にありそうだ。これは今のうちに仕込んで半年くらいは業績を見ながら持ってみよう」

長いですが、こんな感じです。

営業利益率やROEなどに着目して「競争力の高さ」を優先している視点です。

そして、少しそれますが大事なことはこのような銘柄を見つけたら「とりあえず買ってみる」こと。

買ってすぐその日の引け後に大きなネガティブサプライズIRが出て翌日暴落ということも絶対あり得ない話ではないですが、どこかで買わないと真剣にその銘柄のことを見ようとしません。

とりあえず買ってみて、本当に細かい調査はその後からするというので十分だと思います。

2つのアプローチに共通する大切なこと

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どちらのアプローチでも、共通する大切なのはことは結局これです。

「多角的な視点からその企業を見て、総合的な得点の高い企業に投資すること」

上のような例でも、結局最後は「総合力」の高い銘柄が買われていきます。

ということは、投資家にもその銘柄への「総合評価力」が必要になってきます。

一つの視点からのみ見つめて良いと思った企業でも他の視点から見てみると不安な点が見つかったりします。

もちろん完璧な企業は存在しないので、あくまでも「総合的に非の打ちどころが少ない」企業に投資するというイメージでしょうか。

ですから、例えば上の1つ目の新高値銘柄のアプローチでも、勢いのある銘柄を探すのはあくまでも入り口に立つ作業で、併せて割安性やビジネスモデルも見ます。

2つ目の競争力のある割安な銘柄へのアプローチでも、その競争力がどのくらい続きそうか、財務は健全か、社長はどんなビジョンを持っているのか、などの他の視点も取り入れてみる必要があります。

最後は銘柄の総合評価力を高めることが重要ですが、まったく手立てのない真っ白な状態から銘柄選定をしていくのは意外と骨の折れる作業です。

そのため、このような2つのアプローチを意識して日々銘柄選定しています。

内容がすこし雑多になってしまいましたが、銘柄選定に向けての最初のアプローチとして参考にしていただければ幸いです。

ではでは。

Kabulove

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