【独自戦略】米国株投資 クアッド10種戦略はどうだ!

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こんにちは。
Kabuloveです。

米国株投資を始めたばかりの人が困るのが、「何を買ったらいいのか」ということでしょう。

日本株の場合は企業に馴染みがあったりするし、多少知らない業界や企業でも日本語でいくらでも調査できるソース(インターネット、会社四季報、日本株ブログなど)があります。

私も米国株投資に移行したばかりで、現在のところ4銘柄をそれぞれ3,000$ずつくらい保有している程度でいまだに今後どのような銘柄を買っていこうか、というのを模索している状態です。

ただ、私が今後主軸とする米国株投資の基本戦略概念としては「できるだけ安定高配当利回りの大型優良銘柄に投資し、配当を再投資しながら長期で保有する戦略」ということで、ジェレミー・シーゲル教授の名著「株式投資の未来(The Future for Investors)」の第3部「株主価値の源泉」内で示されている、配当利回りを基準とした投資戦略が中心になります(中小型成長株にも目を向けていきたいですが、資金に余裕が出てからですね)。

今日はシーゲル先生の基本戦略を踏襲しながら、独自の視点で選んだ銘柄を組み合わせてポートフォリオを構築する提案をしてみたいと思います。米国株投資初心者の方にもおすすめできると思います。

まずはシーゲル先生の基本戦略のおさらい

ジェレミー・シーゲル教授は同著内で下記の戦略の分析を行っています。

ダウ30種平均をベンチマークとする戦略

  • ダウ10種:「ダウの犬」戦略とも呼ばれ、ダウ30種平均から配当利回りの高い10銘柄に投資
  • ダウ・コア10種:ダウ30種平均から過去15年減配していないグループから配当利回りの高い10銘柄に投資

上記2つの戦略は、1957年~2003年の46年間の年平均利回りでベンチマークとするダウ30種平均をそれぞれ2.43%、2.90%上回りました。1957年にダウ30種平均に投資した1,000$は183,460$にしかならなかったのに対し、上記2つの戦略はそれぞれ493,216$、548,750$となりました。長期で見ると非常に大きな違いですね。

S&P500指数をベンチマークとする戦略

  • S&P10種:S&P500指数の時価総額上位100銘柄内で配当利回りの高い10銘柄に投資
  • S&Pコア10種:S&P500指数の時価総額上位100銘柄内で過去15年減配していないグループから配当利回りの高い10銘柄に投資

上記2つの戦略は、1957年~2003年の46年間の年平均利回りでベンチマークとするS&P500種指数をそれぞれ4.51%、4.50%上回りました。1957年にダウS&P500種指数に投資した1,000$は130,768$にしかならなかったのに対し、上記2つの戦略はそれぞれ816,620$、811,593$となりました。ダウの戦略をさらに大きく上回る非常に大きなリターンですね。

通常の10種戦略とコア10種戦略の主な違い

上記を見て頂くとおわかりのとおり、通常の10種戦略とコア10種戦略はそれぞれ下記のような特徴の違いがあります。

  • 通常の10種戦略:大型株、配当利回り重視
  • コア10種戦略:大型株、安定配当重視(過去長い期間減配していない)

独自戦略の基本段階「アメ上10種とアメ上コア10種」を調査

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ここからは、上のシーゲル教授の基本戦略にプラスして下記の10種銘柄を抽出してみたいと思います。

  • アメリカ上場銘柄10種(通称アメ上10種)
  • アメリカ上場銘柄コア10種(通称アメ上コア10種)

上2つの名前からお察しの通り、それぞれ下記のような戦略になります。

アメリカ上場銘柄10種(通称アメ上10種)

これは、米国の株式市場(NYSE、NASDAQなど)に上場する全ての銘柄(外資系企業;いわゆるADRも含む)の時価総額上位100銘柄から配当利回りの最も高い10銘柄に投資する戦略です。米国企業でなくても選択肢に入ってきます。

この戦略は完全に「大型高配当株」という視点で狙いをつけたら出てくる銘柄の結集です。

アメリカ上場銘柄コア10種(通称アメ上コア10種)

これは、米国の株式市場(NYSE、NASDAQなど)に上場する全ての銘柄(外資系企業;いわゆるADRも含む)の時価総額上位100銘柄の内、過去10年減配していないグループから配当利回りの最も高い10銘柄に投資する戦略です。シーゲル教授のコア戦略で言われる過去15年減配していないグループとせずに、過去10年としたのは外資系企業で過去15年まで配当情報を遡れる情報ソースを見つけられかったことと、外資系企業の場合は米国企業と違ってなかなか15年以上減配していない企業がないのではないか、という私の推測によるものです。少し条件を緩くしてあります。

独自戦略「クアッド10種戦略」とは

まず、私はダウ平均をベンチマークとする戦略を排除することにしました。S&P500指数の方がより広く分散された大型指数ですし、何と言っても上で述べた通り46年間のリターンに大きな差があるからです。

したがって、独自戦略として下記4つの10種銘柄を調べてみます。

  • S&P10種
  • S&Pコア10種
  • アメ上10種
  • アメ上コア10種

結構調べるのに時間がかかりましたが、結果以下の通りとなりました。

【4つの10種】各表内、配当利回り順

「クアッド10種戦略」は、これら4つの視点で抽出されたそれぞれの10種銘柄・合計40銘柄の中から、さらに自分なりに10銘柄を選定してポートフォリオを構築する戦略です。「クアッド」というのはこれら4つの視点から抽出された銘柄からポートフォリオを作るためにそう名付けてあります。ネーミングセンスが乏しく、スミマセン。できる限りカッコいい名前をつけられるよう努力はしました。

ここに出てきた40銘柄の(当然ですが実際に40銘柄あるわけではありません。ご覧の通り重複している銘柄もたくさんあります。)中からランダムに10種選んでも良いと思いますし、完全に配当利回りを重視して並べ替えても良いと思います。

一方、考え方として例えばT(AT&T社)などは全ての10種に登場しています。そういう銘柄は即採用、としてもいいかもしれません。

特に目につくのはアメ上10種で選ばれた銘柄達ですね。他とは一線を隔しています。配当利回りを最重要視しており、S&P500という枠をとっぱらってあるので外資系企業が10銘柄中、実に8銘柄を占めました。10位には中国石油化工も入ってきています。そして、平均配当利回りが怒涛の5.56%という、これだけの有名大型株を集めてこれだけの配当利回りを得られるのは米国株式市場ならではでしょう。日本株ではありえません。このアメ上10種はかなりマニアックな選択肢かもしれませんが、配当利回りは魅力です。暴れ馬のような豪快な印象を受けます。

安定配当を狙うのであればS&Pコア10種とアメ上コア10種から選ぶ、とうのもアリですね。私としてはアメ上コア10種にもう少し外資系企業が入ってきてほしかったのですが、さすがに10年連続減配無し、というのは米国企業以外では難しいのでしょうか。そうしてみると、RDS.Bは優秀ですね。うれしい事に私も保有しています。アメ上コア10種にはPMも登場してきましたね。PMとして配当を出しているのが実績9年、今期入れて10年なのでギリギリ入りました。

QCOMは私も保有しているのですが、3つの10種銘柄にエントリーされています。バリュエーション面で見ても割安感があるので、近々買い増す予定です。QCOMは昨年NXP社を大型買収しており、自動運転技術のチップでも今後期待が持てます。

業績低迷の影響で高配当となっているエネルギー関連企業が目立つのも特徴ですね。

S&Pコア10種は往年のオールドエコノミー、KOやMO、IBMが入ってきているのが馴染み深いです。

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まとめ

というわけで、カッコつけて「クアッド10種戦略」などと言って語ってきましたが、これらの抽出された銘柄にある程度業界分散して愚直に投資を続けていれば、それなりの結果がでるのではないかと読んでいます。米国株投資の初心者(私も初心者ですが)におすすめできるのではないでしょうか。

そういう、楽観的視点で投資できるというのは米国株の長期投資戦略における最大の魅力と言っていいでしょう。世界の超大国に未来を預ければいいわけです。

私が現在保有しているQCOM、ABBV、VZ、RDS.Bは全て少なくとも1回は上の表に登場しています。

今後も少し業界分散とバリュエーションを意識しながらポートフォリオを組んでいきたいと思います。

ではでは。

Kabulove

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