米国株投資家必見!S&Pコア10種のリスティング法

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こんにちは。
Kabuloveです。

米国株投資ブログを開始してそろそろ2か月となります。ブログを開始する前から、私は米国株投資の勉強を進めている中で、米国株投資に特化したブログを運営されているブロガーさんの記事を参考に情報を蓄積してきました。

米国株投資ブロガーさんの保有銘柄を参考にポートフォリオ構築を試みる、なんていうこともやってみたりして購入銘柄を試行錯誤していたこともありました。

関連記事↓

米国株投資ブロガーさん10人の保有銘柄から仮想ポートフォリオを構築!

2017.04.11

さて、そのように米国株投資について勉強していると、投資スタンスにはそれぞれ個人差があるものの、米国株投資を投資の主軸としている投資家の間でほぼ全ての方が一度は目を通されているといっても決して過言ではない名著「株式投資の未来(ジェレミー・シーゲル著)」の存在が目につきます。

この2か月の間にも弊ブログにおいても何度も登場している本でもありますが、これをきっかけに米国株投資を開始した方も多いのではないでしょうか。

シーゲル教授の唱える合理的な長期投資の方法として「永続的な事業を行う大型の優良高配当銘柄に分散投資し、配当を再投資しながら長期で資産を増やす」という概念のものがあります。シーゲル教授はその概念の有用性を過去200年に及ぶ株式市場及び1957年~2003年までのダウ平均やS&P500指数の形成してきた実績リターンを元に本の中で実証しています。

シーゲル教授がより期待値の高い有力な投資戦略として同著の中でいくつか挙げているのですが、その中に「S&Pコア10種戦略」というものがあります。これは、S&P500種採用銘柄の内、時価総額上位100銘柄から過去15年間1度も減配していないグループの中で配当利回りの特に高い10銘柄を採用し、配当を再投資しながら長期で投資する戦略です。

これの元となる似た戦略に、これまた弊ブログで何度も取り上げてきている「S&P10種戦略」なるものがあるのですが、S&Pコア10種戦略は「過去15年一度も減配していない」という厳しい条件が加えられます。

シーゲル教授によれば、このS&Pコア10種戦略は少なくとも1957年~2003年の46年間で年平均リターン15.68%と素晴らしいパフォーマンスを達成しています。

今日は、この「S&Pコア10種」銘柄を簡単にリスティングする方法をお伝えしたいと思います。

S&Pコア10種をリスティングする全手順

まず、リスティングに必要な以下の2つの情報サイトを立ち上げて下さい。

この2サイトは、米国株投資家の間では「常識」となっている情報サイトですのでブックマークをお願いします。

エクセルファイルをダウンロードする

そして、2番目のThe DRiP Investing Resource Centerのトップページから以下画像にあるように「U.S. Dividend Champions」の下にある「Excel Spreadsheet」をダウンロードして開いてください。このファイルを後で編集しますので、「編集可能」にしておいて下さい。

因みに、このサイトは米国株式市場に上場する米国銘柄の中で連続増配を行う企業についてデータ集積したものです。最新のものは今日時点では2017年4月28日の株価(先月末)を基準にしています。

Finvizで時価総額100位の銘柄の時価総額を確認

S&Pコア10種は上で述べた通り、S&P500種のうち時価総額の大きい上位100社を調査対象としますので、まずは時価総額TOP100位の銘柄の時価総額を知る必要が出てきます。

これを調べる方法については、下記の過去記事をご参照下さい。↓

米国株投資 たった3分でS&P10種を調べる方法(ジェレミー・シーゲル)

2017.04.18

ここで、時価総額100位に来る銘柄の時価総額値をメモしておいて下さい。

エクセルファイルの「Champions」シートの編集

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次に、先程The DRiP Investing Resource Centerからダウンロードしたエクセルファイルを開き、シートが1シート目の「Champions」になっていることを確認して下さい。

Championsのシートにリスティングされている銘柄は、「25年以上増配を続けている銘柄」です。それだけで、110銘柄もあるのだから米国株式市場は驚きですね。

そして、まず以下に示した「残す列」を除いた他の列を全て削除して下さい。

残す列:A~D、H~I、K、R、AG

すると、下記のような画面になったと思います。

ここで、ややこしくなるので行117を削除しておいてください。

今現在「I」の列が時価総額(Mkt Cap)を示していると思いますが、この列を時価総額の降順(大→小)でソートをかけます。「I7~I116」まで選択して降順に並べ替えて下さい。すると、下記のような並び順になったと思います。

ここで、S&P500の時価総額上位100社だけを対象にしたいので先程Finvizで調べた100位の銘柄の時価総額より低い銘柄を全て削除します。

上の画面ではトップの「ExxonMobil Corp」から「General Dynamics」までが対象となり、「Illinois Tool Works」以下は全て削除となります。

これでスッキリしました。いまここに残っている銘柄は「S&P500の時価総額上位100以内に入り、かつ25年以上連続増配している企業」です。

同じ要領で「Contenders」シートも編集

2シート目のContendersシートには10年以上連続増配銘柄がリスティングされています。

編集要領は基本的に上のChampionsとほぼ同じですが、列の削除後に「連続増配年数」でまず降順ソートをかけてください。連続増配年数はD列で示されているのでD列で降順のソートをかけることになります。

これは、S&Pコア10種戦略が「過去15年減配していない銘柄」を条件としているので14年以下の増配年数銘柄は対象にならないため、まず削除したいからです。

その後、今度は先程と同じように時価総額に着目して降順にソートし、Finvizで調べたS&P500の第100位の時価総額以下の銘柄は全て削除します。すると最終的に以下のように絞られました。

ChampionsとContendersで絞られた銘柄を一つのリストにする

ここまでくれば簡単です。

Contendersで最終的に残った銘柄のリストを先程編集したChampionsのシートに張り付けて一つのリストにします。

そして、そのリストに残った銘柄を「配当利回り(Div. Yield)」順に並び替えたリストが以下の通りです。

しかし、まだ終わりではありません。

ここにはS&P500種指数に採用されていない銘柄も混入しています。S&Pコア10種は名前の通り、S&P500種指数採用銘柄のみを対象にしていますから、非採用銘柄は除外しなければなりません。

しかしながらこのシートには採用銘柄か否かを一度に把握する情報が見当たらないので、手作業で上位銘柄から「S&P500種採用銘柄か否か」を確認していく必要があります。とは言っても、ここに出てくる銘柄は概ねS&P500採用銘柄ですのでそれほど面倒な作業ではありません。

その結果、最終的に「S&Pコア10種」は以下の通りとなりました。当然ですが、これはあくまでも2017年4月28日の株価をベースとした場合のリストです。

S&Pコア10種銘柄(2017年4月28日株価ベース)

はい、これでS&Pコア10種のリスティングの完了です。

補足
この方法でリスティングした銘柄は、厳密には「過去15年間減配していない銘柄」ではなくて「過去15年以上増配し続けている銘柄」です。その為、「過去15年間減配は無くても増配もしていない」という銘柄も除外されてしまいますので正確にはシーゲル教授の言うS&Pコア10種とは違いますが、「増配し続けている」というのは条件としてより厳しいわけですから、より厳選された銘柄ととらえていいとは思います。

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まとめ

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上でリスティングされた10銘柄を見ると、やはり誰もが知る米国を代表する巨大企業ばかりですね。

因みに、この10銘柄の平均配当利回りは3.67%でした。さすが米国株はこれだけ大型の優良企業を集めても平均利回りが3.5%を超えてくるのだから驚きです。長期投資にはもってこいですね。

セクターもCVXとXOMがオーバーラップする程度で、比較的分散されている印象です。10位には公益事業のNEEも入っています。

私の現保有株ではQCOMが入っています。

一つ気になるのが1957年~2003年の46年間でセクター別で一番大きなリターン(年率14.19%)となった「ヘルスケアセクター」銘柄が入っていないことでしょうか。私の保有株にABBVがありますが、同社は配当を出し始めたのが2013年なので、リスティングには入りませんでした(ただし今期含めて5期連続増配中)。

私は、CVXやXOMの代わりにさらにさらに配当利回りの高い(7%近い)英国銘柄RDS.Bに投資しています。

また、テレコムはVZを保有していますが、S&Pコア10種にはTが入っています。

このリストを見て思うのは、米国株投資を始めたばかりの方でもタバコ清涼飲料シャンプーを作っている会社にある程度時間分散しながら投資し、半年に1回か年に1回銘柄の見直し(要するに再度リスティング)して、もらった配当を機械的に再投資し続けていれば、長期的には資産を増やせるんだろうなぁ、ということですね。

もちろん、シーゲル教授のはじき出したデータはあくまでも1957年~2003年までの46年間を対象としたものですから未来も同じように利益をもたらすかはわかりません。事実、リストの中には先日著名投資家のウォーレン・バフェット氏が保有株の3分の1を売却したIBMも入っています。

S&Pコア10種銘柄の未来をどう捉えるかは投資家次第ですが、事業の状況とバリュエーションに注視しながらある程度機械的に行っていけばそれなりのリターンは長期的に見込めると感じています。

シーゲル教授の戦略概念に衝撃を受けた方々は適時リスティングをされると思いますので、今日の記事がお役に立てれば幸いです。

ではでは。

Kabulove

「株式投資の未来」S&Pコア10種は第10章にあります↓

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