「有事の金」は少し信じておきたい

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こんにちは。
Kabuloveです。

私は、株式投資を投資の基軸にしていますが、少額ながら毎月一定額をドルコスト平均法で「金」の現物に積み立てています。

私が現在利用しているのは田中貴金属工業という、1885年(明治18年)創業の歴史のある貴金属地金を取り扱う会社の提供するG&Pプランナーという現物の金地金の積立サービスです。このサービスのいい所は積立サービスの登録をすることで、スポット購入も可能になるという点です。

また、月々の積立は毎月23日に銀行口座から自動引き落としされ、その後同社が毎日金を時間分散して買い付けます。

田中貴金属工業トップページ

なぜ金を保有するのか

「有事の金」と言われるように、金は世界情勢の悪化や株式市場の崩壊などが起きると即座に資金が流れ込み、安全資産として重宝されてきました。今後もその流れは変わらないでしょう。少なくとも理論的には(実際そうなるかは別として)紙くずに近い価値にだってなり得る日本円の現金よりは遥かに安全な資産ではないでしょうか。

下の過去44年の金価格チャート(US$ベース)でも、特に2008年9月のサブプライムローン問題に絡むリーマンショック発生前後から急激に価格が上昇しています。

また、1980年のイラン・イラク戦争の際は国際情勢が荒れ狂い、わずか1年で金価格が4倍になりました。

Gold Chart 金価格チャート(過去44年)

一方で、金は株式や不動産のように金利という仕組みがなく、それ自体がキャッシュフロー生まない現物の金属体ですから、私が今移行しようとしている米国株の配当再投資戦略のような長期投資でインカムゲインを得ながら複利の力を利用して資産を増殖させるということはできません。

あくまでも変動する金融資産に対するヘッジ、また現物の金地金は株式と違って価値がゼロになることはない点から、あくまでも資産の保管先という位置づけになります。

よって、株式市場が極めて堅調な時には逆相関の関係で金価格は下落するのが一般的なため、将来の不況に対してポートフォリオを少しだけ安定化させる薬として金価格が下落した際にスポット購入で多めに買っておく、というアプローチが基本になります。

つまり「資産防衛のためのリスクヘッジ資産」ということになります。

純金積立のメリットは、

  • 1,000円などの少額から始められる
  • 自動で銀行口座から引き落としできるので手間がかからない
  • スポット購入することで価格の下落した際に買い込める
  • 積み立てた純金は世界中の金地金、金貨やジュエリーに交換可能
  • 信託報酬がかからない
  • 売却した際の益が年50万円までは課税対象にならない(取引報告書は作成されないので申告は面倒)
  • 売却する際には消費税が還元される

 

一方、デメリットとしては、

  • 販売・買取価格の間の格差による特別手数料(スプレッド)や購入手数料が発生する
  • 取扱会社によっては年会費がかかる
  • 大きなリターンは期待できない(ドルコスト平均法による買い付けが基本となるため)

というところでしょうか。

金ETFもある

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「有事の金」への投資はETFでも可能です。金ETFとは、金価格に連動する上場投資信託のことです。金ETFも純金積み立てに比べて色々とメリットがあります。

  • 低コスト(証券会社の定める売買手数料と信託報酬のみ。信託報酬は概ね年0.5%以下)
  • 保管費用もかからない
  • 株式と同じように取引が可能なので自分の裁量で価格を見ながら投資できる
  • 上記同様、指値注文が可能
  • 投資対象が現物の金ではないので信用取引で「売り」からエントリー可能

一方、デメリットとしては以下があります。

  • 現物の金を取り扱っている裏付けがない銘柄では運用会社が破たんした場合に投資金が戻らない可能性がある
  • 保有している期間中は常に信託報酬がかかるのが純金積立にはないデメリット

国内に上場している金ETFは以下の5種類です。↓

また、米国ETFでマネックス証券で購入可能なものでは信託報酬がわずか0.25%、ブラックロックの運用するIAU(iシェアーズ ゴールド・トラスト)がおすすめです。(下記はパフォーマンスチャート)

IAU – iシェアーズ ゴールド・トラスト

私は、長期保有を目的としているので、現時点では長期的に見たコストのメリットの高い純金積立を利用しています。

まとめ

金は、それ自体が投資資産の基軸にはなり得ないですが、資産クラスを分散させてリスクを低減する意味でも、今後もコツコツと積み立てていきます。

基本は株式投資による資産増殖がメインですからあくまでもオマケ的存在ではありますが、なんと言っても「有事の金」ですから地球そのものが崩壊しない限りは一定の需要のもとに安全資産として重宝されると考えています。(もちろん、地球そのものが崩壊する際には株式市場も人類も絶滅しますが…。)

「有事の金」という定説を少し信じておきたいのです。

株式投資による資産増殖をメインにしている以上、不必要に地金に資金を投下しすぎて長期株式投資の複利の旨味を取り逃しても本末転倒なので、ほどほどの資金を積み立てていきたいと思います。

ではでは。

Kabulove

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