米国株投資でも可能な限り安値で買うことを忘れるな!

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“Everyone, deep in their hearts, is waiting for the end of the world to come.”

 誰もが、心の奥底では世の終末の到来を待ち受けているものだ。

引用:「1Q84」 by 村上春樹

こんにちは。
Kabuloveです。

上は、リーマンショックをモデルとした世界的金融危機を題材に、「空売り」で大儲けする「コントラリアン(逆張り投資家)」達のストーリーを描いたノンフィクション映画「マネー・ショート~華麗なる大逆転~」の中で、市場がバブルに浮かれている絶頂のシーンで挿入された村上春樹氏の著作「1Q84」の中に出てくるフレーズです。

私は米国株投資に移行するわけですが、ある程度のまとまった資金をいきなり狙いの銘柄たちに投下し、いち早く配当金のメリットを享受するべきか、コツコツ始めから定期的に買い付けることで保守的に時間分散によるリスクヘッジ性を高めるか、のどちらでエントリーするのかを迷っています。

一番理想的なのはブラックマンデーやリーマンショック級のジャイアント・ディストレスが、半年以内に米国株式市場に発生して株価が大暴落し、株価がボトムをウロチョロしているスキに大きく資金を投下し始め、そこから人が変わった様に愚直に定期購入していくというストーリーなのですが、残念ながらそう都合良く未来の相場は訪れません。

私は、米国株式市場の「終末」は絶対来て欲しくないですが、長い先の未来から見れば「一時的なレベルの大暴落だったね」というのは心の奥底では密かに待ち受けています。
(来るなら近いうちに来て欲しいですが)

株式投資、いや株に限らず不動産にしても商品にしても買い付けることで投資するあらゆる対象は「可能な限り安値で買う」というのは古今東西、老若男女どこでも誰でも共通する投資の理想条件であり、定石と言ってもいいでしょう。

この厳然たる事実には、一切の疑念も反論も入る余地はありません。

言い換えれば、投資を行う上で「可能な限り安値で買う」というのは最も大事な要素の一つといっても過言ではないのではないでしょうか。

いかに銘柄を正しく選んでも高値で買っていれば投資としては失敗です。
超好立地で賃貸需要の見込める魅力的な不動産を買っても高値で買っていれば利益は出ないかもしれません。
近代米国株投資の祖、ジェレミー・シーゲル教授も仰っていますが、最後はやはりバリュエーションなんですね。

「可能な限り安値で買う」ことは、米国株投資においても同様に大切であることは忘れないようにしたいものです。

今日は、米国株投資に移行する自分に対しての戒めのメッセージでもあります。

日本株と米国株の投資に対する見方の違い

私は、日米の株式市場のそれぞれの妙味を、頭の中で勝手に以下のようにざっくりとしたイメージとして持っています。

  • 日本株投資:中小型株中心に大化けを狙ってキャピタルゲイン的に資産を肥大化させる事が妙味
  • 米国株投資:大型高配当優良銘柄中心に配当再投資戦略のインカムゲイン的に資産を肥大化させる妙味

同じ株式投資でも「似て非なるもの」ということです。

ところが、実は米国株投資はインカムゲインだけではなくキャピタルゲインへの期待も十分に考慮したポートフォリオ設計をした方が良いのではないかと考え直しています。

すなわち、

「可能な限り安値で買う」

がここでも大変重要になってくるわけです。

悪材料は好材料?バフェット氏も強調する「安値買い」の重要性

ウォーレン・バフェット氏に関する著書で、日米問わず投資家界隈でも有名な「億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術(The Buffettology Workbook)・日本経済新聞社出版」という書籍があります。

この本は大きく「基礎編」と「応用編」の2部構成となっており、基礎編はバフェット氏の方法論的な面に焦点があてられており、応用編は定量分析的な内容になっています。

その「応用編」の最初のトピックが「可能な限り安値で買え」という内容なんです。

一部引用します。

買値に関するバフェットの姿勢は単純明快である。それは「可能な限り安値で買う」ことにつきる。株式投資の収益率は、株式を購入するときの買値しだいで大きく違ってくる。そして、そこで生じる差が、投資の世界における成功者と、それ以外の人々とを分ける決定的な要因となるのだ。

引用:億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術
日本経済新聞社出版

 

バフェット氏は、「一般的な投資家は悪材料が出ると売り、好材料が出ると買う」と言っています。

しかし実際は悪材料はひょっとすると好材料よりも深く調査をする価値のある材料なのかもしれません。

カギになってくるのは、その悪材料がその企業の本質を揺るがすような重大なものなのか、長期的に見た時にあくまでも一過性のものなのかを投資家目線で判断することができるか、ということです。

一過性のものと判断できれば、すかさず大きく買う。

そしてインカムゲインをコンスタントに受取りながら長期的に株価の回復と継続的な上昇も併せて狙う。

このダブルの収益機会を期待することで、その投資に対しての総合的な安全域が広がる、という言い方もできるかもしれません。

私は、この「安全域」という言葉が大好きです。

高配当の大型優良銘柄が高配当な理由を探ろう

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「可能な限りの安値」レベルの株価水準になっているという要素だけで即買いする前に、少し考えておきたいことがあります。

米国の株式市場には高配当で、かつ大型の有名優良銘柄が多数存在します。
しかも、何十年にもわたり連続して増配を続けている「レジェンド・オブ・高配当銘柄」のような企業も存在します。

気分的にはこれだけで明日の朝にでも買いに行きたくなってしまいます。

しかし、そこで一歩踏み止まり、米国株投資に移行しようとして大興奮状態の自分に一度冷や水をかけて一旦冷静になろうと思います。

そして考えなければいけません。

その高配当銘柄は、なぜ「高配当」なのか。
これを注意深く見ておこうと思います。

高配当というのは「現在取引されている株価に対して配当金の割合が高い銘柄」ということですが、これは株価が極端に安いからなのか、配当性向が高く配当金そのものが絶対的に高いのか、はたまた両方なのか。

一般的に高配当と言えば日本では3%以上、米国では大型優良銘柄でも3%以上という企業は結構あるため、3.5~4.0%以上でしょうか。

株価が極端に安くて高配当なのだとしたら、株価が安いのはなぜか。
何かクリティカルな問題を抱えていて今後が危ぶまれているのか。
単なる一過性の問題なのか。
ただ人気がないのか。
知られていないのか。

配当性向の極端に高い銘柄だとしたら、それはなぜなのか。
もう成長は期待できないから配当で株主に還元するしかないからなのか。
ビジネスもでるはどうか。
これからの成長可能性もあるのか。
非市況関連株なのか。

この辺の背景を抑えた上で投資判断や資金の投下量を決めていきたいと考えています。

とは言っても、現時点ではこれらの高配当銘柄の個別調査はまだできていません。
これは、おいおい自己学習的にやっていくことになると思います。

まとめ

「可能な限り安値で買う」。

繰り返しになりますが、これは定石です。
これ自体は間違いありません。

ただ、その安値や高配当がどのような背景から来るものなのかというのを念の為調査して投資していくというのは、これから米国株投資に移行する上で私の中で重要になってくる一つのポイントだと感じました。

配当収益(インカムゲイン)と値上がり・値戻り益(キャピタルゲイン)のダブル収益機会、できる限り幅の広い安全域を意識しながら米国株投資に踏み切っていきたいと思います。

ではでは。

Kabulove

昨日の記事です。米国の高配当利回り大型株に触れています。↓

米国株投資ブロガーさん10人の保有銘柄から仮想ポートフォリオを構築!

2017.04.11

 

 

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