米国株投資 NY急落 ディフェンス力が物を言う相場

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こんにちは。
Kabuloveです。

アメリカの政治リスクが急拡大、昨日のNYはダウが久々に300$を超える下落で-1.78%、NASDAQはー2.57%と急落、S&P500種指数はー1.81%となっています。

NASDAQの急落は言うまでもなく、同市場で時価総額の大きな部分を占めるハイテク大手5社、すなわちアップル、グーグル(アルファベット)、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックが軒並みほぼ2%を超える下落となったことが要因です。

こんな時に、監視銘柄に目をやると一面真っ青ではなく高いディフェンス力を誇る銘柄はやはり真っ赤な信号を送ってくれていました。

ディフェンス力の高い銘柄を再認識

こういう指数が大きく下げている時は、やはりディフェンス力の高い銘柄が物を言います。資金の逃げ先になるんですね。

時価総額の大きいところで代表的なところでは、以下のようになっています。

  • コカ・コーラ(KO)+0.23% 清涼飲料水
  • フィリップ・モリス(PM)+0.21% たばこ
  • コルゲート・パルモリーブ(CL)+5.74% 歯磨き粉・歯ブラシ、ペットフード
  • プロクター・アンド・ギャンブル(PG)+0.10% シャンプー、スキンケア、髭剃り
  • サザン・カンパニー(SO)+0.61% 電力
  • クラフト・ハインツ(KHC)+0.45% 食料品(チーズ・ケチャップ、調味料など)
  • ユナイテッド・ヘルス・グループ(UNH)+0.44% 医療保険
  • キンバリー・クラーク(KMB)+0.42% おむつ・トイレタリー用品
  • ケロッグ(K)+0.26% コーンフレーク
  • ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMY)+0.04% 医薬品

パッと耳にしただけで、誰でも知っている、何をやっている企業かわかる銘柄ばかりです。景気動向に業績の左右されにくい事業を行う企業群ですね。

正直、ハイテク銘柄が買われて大きな資金がそちらに流れている時に、これらの銘柄を少し買っておけば良かったと後悔しています。

歯磨き粉・歯ブラシなどの日用品を取り扱うCLに至ってはS&P500の値上がり率TOPに躍り出ています。これは、同じく上昇で引けた食料品会社のクラフト・ハインツが同社を買収するかもしれない観測が市場に広がったためです。なのでディフェンシブ要因で買われた要素に加えて、この買収話が出たのが大きく株価を上昇させました。

CL 日足チャート

クラフト・ハインツは140年以上の歴史を誇る世界最大のケチャップメーカー。著名投資家ウォーレン・バフェットの経営するバークシャー・ハザウェイのポートフォリオにおいても現在18%を超えて堂々1位の絵に描いたようなディフェンシブ銘柄です。

私の現在の米国株式市場への見方

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今回の急落は言うまでもなく、トランプ大統領のいわゆる政権疑惑問題ですね。ロシアへの機密情報漏えいやFBIに対する捜査妨害などの一連の政治疑惑です。

為替が一気に動いており、アッという間に1$が110円台半ばにまで突入。この速さには非常に不気味なものを感じます。

楽天FXレート USD/JPY 1時間足

というのも、足元ではにわかに直近の株式指標の過熱感(特にハイテク大手5社)に言及する識者が多かったにも関わらず、ウォーレン・バフェット氏がアップル株の買い増し、アマゾン株に投資できなかったことを後悔しているコメントをしたりというニュースが広がったことから個人投資家の中には敢えて彼に乗って買い向かった人も多かったのでしょうが、それらから資金が再び逃げたような匂いがあります。

昨日の急落はハッキリとトランプ新大統領政権に対する疑惑に絡むものですが、ここで個人投資家として考えたいのは、「このリスクの秘める危険性」と「それに相場がどう呼応するか」ということですね。

そもそも、今までわっしょいわっしょいとハイテク関連銘柄を中心に買われてきていたのは、ひとえにトランプ大統領の企業政策期待が高まっていたからに他なりません。

ところが、このトランプ大統領が仮に法に裁かれるとなると、その期待そのものが一気に崩壊することを意味します。私は、先日トランプ大統領が突如FBIのコミー(元)長官を解任したニュースを聞いて不穏な政治リスクを感じましたが、昨日はそれが市場に形になってあらわれた考えています。

ただ、ここでもう一つ考えておきたいのはアメリカの経済指標です。私はこっちがより重要と考えています。

マネックス証券・チーフストラテジストの広木隆氏も言及していますが、米国景気には黄色信号が点っているようにも思えます。確かに少しずつですが消費動向や住宅の賃料などで軟化の兆しが見え始めています。ISM(米供給管理協会)発表の4月の製造業景況指数値の低下、4月の自動車販売の低下、利上げ観測などが出始めており、失業率もこれ以上下がらないのではという4%付近で推移しています。

私は、今回のトランプ疑惑と併せてこの経済指標の動向に注視していきたいと考えています。

特に来月の第一金曜日に発表される雇用統計は注目しています。

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まとめ

結論から言うと、よほどの根拠がないかぎり新たな買付は来月の雇用統計までは控えると思います。

本当は買いたい銘柄、注目している銘柄はたくさんありますが、明らかに買いに入るにはベストなタイミングとは思えません。

また、予想に反して一気にトランプ疑惑が払拭され、為替が円安ドル高化に転じて加速してリスクオンムードになってあれよあれよという間に株価が上昇していった際には不人気化した生活必需品銘柄を中心に買付銘柄を物色していきたいと思います(不人気化するどころか同調して上昇することも考えられますが)。

また、円高が一気に加速して1$=105円付近になればある程度の資金を今のうちにドル転しておきたいと考えています。

いずれにしても今は様子見相場が続きそうですが、「休むも相場」。普遍の格言を忘れないように市場と向き合いたいと思います。

ではでは。

Kabulove

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