米国株投資としてのベトナム株投資をしてみる~VNMのご紹介

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こんにちは。
Kabuloveです。

私は、東南アジアを中心としたアジア諸国に訪れることが多く、最近は特にベトナムへの出張や滞在が多くなっています。

ベトナムは私が仕事で訪れたアジアの国々の中でも特に魅力を感じている市場であり、メインの米国株投資と並行して別資産で投資を継続しようとしています。

ベトナム株の魅力については過去に別記事で解説しています。↓

ベトナム株投資の魅力は「注目されていないこと」にあるという話

2017.03.26

現在は120万円程の小資金を現地の証券口座から5銘柄の中小型株に投資しています。

ベトナム株投資に対する私の視点は、割安でまだ市場評価が適正でないと思われる成長株に投資し、そこからの大きな値上がり益を期待しているのですが、ベトナムの大型株にも興味が出てきてしまいました。
というのも、ベトナムでは大型株群も日本株や米国株と比較するとまだまだ割安な銘柄も多くあるからです。

しかしながら、ベトナムの株は外国人の持ち株比率に上限を設けている企業がたくさんあり(長い目で見れば是正されていく見込みですが)、知名度・人気の高い個別大型株は、買いたいと思っても外国人の持ち株制限に既に達していて、投資したくてもなかなかできない、という問題に直面することが多いです。

そんな時、「米国株投資としてのベトナム株投資」というのはできないものかと米国の市場に上場する上場投資信託(ETF)を探していました。

その結果、VNM(ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETF)なるものを見つけてしまいましたのでご紹介します。

正直なところ、今日はベトナムやベトナム株に興味の無い方にとっては眠くなるような記事であることは事前に伝えておかなければなりません。
悪しからず!

ETF(上場投資信託)とは

これは、熟練の投資家には必要のない説明ですが、投資を始められたばかりの方々向けに簡単にETFとはどんなものかだけ走り書きでご説明します。

ETFはExchange Traded Fundの略で、日本語では上場投資信託と呼ばれるものです。

名前の通り投資信託の一種なのですが通常の投資信託と違い、株式市場に上場されている投資信託であることから、上場投資信託と呼ばれています。

中身はインデックスファンドと同様、米国で言うならダウ工業株30種平均やS&P500種指数、日本で言うなら日経平均株価やTOPIXといったような指数と同じような値動きをするように設計されております。

また、必ずしも株式指数だけでなく、債券、REIT(リート)、通貨、コモディティ(商品)の指数に連動するETFもあります。

上場されているということは、毎日普通の個別株式と同じように、市場が開いている間は常に価格が変動します。
(一方、普通の投資信託は1日に1回だけ、「基準価額」という価格が決まります)

ETFのメリットは色々ありますが、一つはやはりその保有コストの安さです。

例えば、日本の株式市場を代表する指数であるTOPIX東証株価指数に連動するインデックスファンド(投資信託)として、現在年間の信託報酬率が最安の「ニッセイTOPIXインデックスファンド」で0.18%。

一方、全く同じTOPIXに連動するETFとして信託報酬最安の「iシェアーズ TOPIX ETF」の信託報酬率が0.06%。

実に3分の1です。

これは、長期的に大きな資産を運用することを想定した場合かなり大きなコスト差になります。

この保有コストの低さがETF最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

VNM(ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETF)

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VNM(ヴァンエック・ベクトル・ベトナムETF)はVan Eck Associates Corporationという運用会社によって組成・運営されているETFです。

因みに同社は、1968年にVanEck International Investors Gold Fundと呼ばれる米国初の「金」ファンドを立ち上げたことでも知られている米国の有名な運用会社の一つです。
ベトナム株に投資するETF以外にも、ロシア、ブラジル、アフリカなどの新興国株式や石炭、レアアース、鉄鋼、医薬品、半導体などの商品や株式セクターに特化したETFなども取り扱っています。
現時点でマネックス証券の同社運用のETFは25種類あります。

このVNMは「マーケット・べクトル・ベトナム・インデックス」の価格と利回りにできるだけ連動するパフォーマンスを目指しており、ベトナムに本社を置き、ベトナムの取引所に上場している、あるいはベトナムでの収益が全収益の50%以上を占める上場企業への投資を行っています。

また、VNMはベトナム企業ではないが、ベトナムでの収益が全収益の50%以上を占める企業、またはその見込みがある企業、もしくはベトナム市場において重要または支配的な地位を有し、成長が見込まれる企業が含まれます。

現在、純資産の75.78%はベトナムに本社を置き、ベトナムの取引所に上場している企業へ投資されています。

VNMの組み入れ銘柄TOP10

組み入れ銘柄上位10銘柄と組み入れ比率は以下の通りです。

実は、私がこの中でパッと見て知っている企業は7社だけでした。

1位のVingroupは不動産開発最大手、2位のVietnam Dairy Productsは国内時価総額最大の企業で乳業、3位のJoint Stock Commercial Bank for Foreign Trade of Vietnamは通称Vietcombank(ベトコムバンク)と呼ばれる国内最大手の銀行です。

その他、食品大手、保険大手、証券大手、鉄鋼大手などが上位に組み込まれています。

VNM投資先セクターTOP10

かなりマニアックな情報になってきてすみません。

念の為、ベトナムのような新興国の株式市場指数に合わせた銘柄を購入するとセクターとしてどのような銘柄がTOP10に入るのか見ておきます。

以下の通りです。

金融、生活必需品、素材の3セクターで全体の3分の2を占めています。

他の新興国ETFがどのようなセクターに多く投資しているか不明ですが、ベトナムでは特に金融株への比重が大きいですね。

VNMの取引価額は過去推移から見ると安値圏

下記のチャートはVNMの2009年8月運用開始以来の全期間週足チャートです。

ご覧のとおり、少なくとも運用開始以来の推移では最安値圏でうろうろしています。

私は、この辺がベトナム経済の底と見ていて、ここからじりじり上がっていくと勝手に予想しています。

現に、直近ではベトナムの株価指数が直近の過去高値を更新し始めてきました。

チャートの形などはあまり気にしない方なのですが、このチャートの形は私には「セクシー」に見えてなりません。
明日にでも買い付けたくなってしまいます。

運用開始が2009年8月と、サブプライム真っ只中と言っていい時なので、その後は2012年くらいまで立て続けに暴落とも言える下げ方をしていますが、直近では中期的にダブルボトムを形成しかけているようにも見えて魅力的に見えます。
(言っていることはほとんど占いと同じ世界ですが)

まとめ

VNMは私が調べた限りでは現在唯一購入できるベトナムETFです。

信託報酬率は年0.72%と、ETFとしては高額な部類ですが、ここからしか投資できないことやベトナム現地の証券会社が提供する投資信託などは恐ろしく信託報酬率が高く、バカバカしくて投資できないので、そういうことを加味すればむしろリーズナブルです。

純資産額は現在約2億9,500万ドル。
日本円にして300億円を超える純資産額で、日平均の取引額は234万ドルとなっています。

今後のマーケット展望を見極めながら、通常の米国株投資とは別で行っているベトナム株投資を全てこのETFに振り分ける、ということも考えています。

今日は少しマニアックなETFの話になりました。
今後もマニアックでも面白そうなETFが出てきたら随時ご紹介していきたいと思います。

ではでは。

Kabulove

ベトナム現地の証券会社の開設手順とベトナム株投資の有用情報サイトの紹介記事です↓

ベトナム株投資 おすすめの情報サイト6選

2017.04.01

超簡単!日本に居ながらベトナムの証券会社に口座開設する方法

2017.03.25

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2 件のコメント

  • はじめまして、ベトナムについて調べていたところ、
    こちらのサイトにたどり着きました。
    2年前からベトナムETFに投資し、含み損wではありますが、
    長期的にはベトナムが大きく成長し、合わせて
    ETFも大きく伸びると良いですね!
    今後とも宜しくお願いいたします。

    • のりのりっちさん

      コメント頂き、ありがとうございます。
      2年前からベトナムETFに投資されているということは、確かに含み損になってしまっているかと思います。
      が、私ものりのりっちさんのおっしゃる通り、ベトナムは中期的に見ると大きく成長していくと思います。
      一時期、2007年頃に?若干バブルっぽくなっていた時期があるようなのですが、それを経て10年たち、これからが本番と思います。

      ベトナム株は、私もETFへの資金投入に切り替えるかもしれません。
      もしくは個別株への集中投資、迷ってます。

      今後とも宜しくお願いします。

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